おにのてこぼし 鬼の手拳

おにのてこぼし(鬼の手拳)

紅大根[べにだいこん]の輪切りなどのことで、肥前などでは儀式の料理のお膳にこれの膾[なます]をつくって食べることによって魔除けになるとも言われてたようです。

☆ 莱莉垣桜文 附註
行事に食べられるものを鬼や魔王の身体の一部とする考え方は、儀礼の伝書などにあった考え方。

和漢百魅缶│2025.07.30
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