牛に荷物を運ばせてたりしてて、橋や坂・溝などを牛が怖がって進まなくなってしまったときは「民」という漢字を牛のひたいに指で書いて、最後の点の1画を足元に打って、それを踏ませると、怖がらずに進んでくれるようになる――と言われてたそうです。
☆ 莱莉垣桜文 附註
「うまのぶのじ」も同様なおまじないの例。
「民」の最後の点の1画というのは、筆で書かれるときに大きな右はらいのあと打たれる習慣が一般に存在して来た1画のこと。
和漢百魅缶│2025.07.23
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