飛州の美女峠に「八百比丘尼」が暮らしてたとする言い伝えにみられるもので、峠を行き来するひとたちを相手に、お餅を売ってたといいます。
のちに、八百比丘尼は峠でお餅を売るのはやめてしまい、生まれ故郷に帰ってしまったといいます。
☆ 莱莉垣桜文 附註
「やおびくに」を登場させてる各地の伝説のひとつ。美女峠の近辺には「餅うり場」や「比丘尼屋敷」など、八百比丘尼に由来するとする地名が残ってました。
美女峠は、古くは「びじょ」ではなく「ぐじょう」「ぐじょ」(郡上)という呼び方があったとも言われてます。
和漢百魅缶│2025.07.20
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