かんしん 感心

かんしん(感心)

祭主や巫者が霊や神を呼び起こした際に起こる現象で、周辺の物音が停止すること。

これが起こると霊や神が来格したことがわかるんだソウナ。

☆ 莱莉垣桜文 附註
橘家神道や垂加神道などで言われてた考え方。太鼓を耳元でどんどん鳴らしても気にならなくなると譬えられます。

『橘家神体勧請口授伝』曰
「次を感心と云 今までの虫の音 風の音も耳に入たるに 仮令 耳にて太鼓を打ても我耳に入らぬ位に至るを云」

和漢百魅缶│2025.05.03
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