まおおし 魔奄

まおおし(魔奄)

寺社などで用いられてた書字についての様式で、「庵」(あん・いおり)という字は「广」(ま・魔)「奄」(おおし)と分解出来るので用いず「菴」の字のほうを用いるのが良いとされてました。

☆ 莱莉垣桜文 附註
禅宗では「庵」の字を悪し「菴」の字を良しとしてたといいます。「まじめ」の用字はこれを踏まえてつくったもの。

和漢百魅缶│2025.05.01
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