もうじゃがみ 亡者髪

もうじゃがみ(亡者髪)

亡者の髪の毛を用いてつくるという灯芯[とうしん]で、外道の魔法などに用いられるもの。

亡者の髪の毛を灯芯にして鹿[しか]の油をつけこんだものに火を点して、魔物たちは呪文を唱えるなどとされます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
鹿の肉や油を用いる外道な儀式にも、このような人間の髪を用いたものが見られます。

和漢百魅缶│2025.04.22
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