あくだらのき 悪多羅の木

あくだらのき(悪多羅の木)

降魔や魔よけなどに用いるとされてた陸木。枝などにとげとげがあることが魔よけになると考えられてたようです。

☆ 莱莉垣桜文 附註
修験道などで用いられてたもので、針桐[はりぎり]のこと。

西海道あたりの神楽でも「あくだら」や「あくたれ」「あくたな」などの呼び方に変形しつつ板[ばん]の材質を示す詞章に用いられてもいるようです。

和漢百魅缶│2025.03.08
Design. Koorintei Hyousen 2025