はいのなかのかいとまる 灰の中の垣内廻

はいのなかのかいとまる(灰の中の垣内廻)

和州の中白木では、むかし「とんど」をやったとき、焼けおわった注連縄[しめなわ]たちの灰の中からとぐろをまいた「かいとまる」が出て来たので、それからは「とんど」をやらなくなった、などのはなしが残ってます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
「かいとまる」は和州や紀州での青大将の呼び方。「かいとめぐり」や「かいとまわり」とも。

和漢百魅缶│2025.03.07
Design. Koorintei Hyousen 2025