やなぎのきのおとこ 柳の木の男

やなぎのきのおとこ(柳の木の男)

北上川の近くに生えてたという大きな柳の精。

むかし、ある娘がこの木の近くで洗濯をしてたところ、どこの誰とも知れない美しい男がやって来て抱き寄せられ、そのうちに気を失ってしまいました。夜になっても帰って来ないのを心配して探しに来た人々は、柳の枝にからまってる娘を発見して枝をちぎって助けたそうですが、何日かあとにその柳の木は枯れてしまったソウナ。

和漢百魅缶│2025.02.05
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