せんにんめのひとばしら 千人目の人柱

せんにんめのひとばしら(千人目の人柱)

あたらしく架けられた橋の上を渡った、ちょうど1000人目の人間は、人知れずどこかに連れて行かれて、最終的にはその橋が永く保たれるための「ひとばしら」として橋のたもとに埋められてしまう――といったもの。

明治ごろにもこういったうわさばなしが橋の新築と共にときどき出回って、架橋直後しばらくのあいだ、交通量が目に見えて極端に減るなどの例が出たりもしたソウナ。

和漢百魅缶│2025.02.04
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