祝言の席の立花や、法師となったのお祝いに紫苑[しおん]を用いるのは「死」などの音につながるのでよくない、と教えられてたようです。
また、調伏を行なうときに立てられる種類の花なので、祝いの席には用いるべきではないとも教えられてたようです。
☆ 莱莉垣桜文 附註
『仙伝抄』などで「しおん」は「平生は立つといへども祝言に忌むもの」や「法師なりの花」として嫌うものとして挙げられてます。
『立花雲の上巻』には「調伏の花」としては立てるという内容が見られます。
和漢百魅缶│2024.10.14
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