またのぞき 股覗

またのぞき(股覗)

眠ってる人間の股のあいだを眺めて行く妖怪で、蚤[のみ]虱[しらみ]ぐらいに小さな体をしてるといいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
山田野理夫『東北怪談の旅』の「股のぞき」というはなしで書かれてる妖怪。あちこちに何体も存在するようで、夏になるとみんなで寄り集まって、眺めて来た「股」の自慢話をしあうんだトカ。

和漢百魅缶│2024.07.14
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