いつのうかのめ 厳稲魂女

いつのうかのめ(厳稲魂女)

粮[おしもの]の精霊のこと。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『日本書紀』の神武天皇の顕斎の場面で称されてるもの。「おしもの」は食べ物のことで稲・米を示してます。

神武天皇がこのときに行ってる「飴」づくりのときの材料として表現されてるとも考えられてるようです。おなじ箇所で挙げられてるものには「いつのぬつち」や「いつのやまつち」などもいます。

和漢百魅缶│2023.08.29
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