しゃみぎつね 三味狐

しゃみぎつね(三味狐)

とても巧い津軽三味線を演奏する腕を持ってるという盲目の狐[きつね]で、てぬぐいをかぶって門付芸人のすがたの人間に化けつつ各地を巡ってたのだソウナ。

☆ 莱莉垣桜文 附註
山田野理夫『おばけ文庫 いったい なんびき』の「三味ギツネ」というはなしで書かれてるもの。青森の与三郎という津軽三味線の名人が旅先の宿場で出会ったという展開が描かれてます。

和漢百魅缶│2023.07.06
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