うしだけのひかりもの 牛嶽の光物

うしだけのひかりもの(牛嶽の光物)

宝徳2年(1450)7月16日、越中でものすごい大風雨が起こったときに、牛嶽から出て艮[うしとら]の方角さして飛び去ったという大きな光物。その雲中には鬼形のようなものが見えたといいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『康富記』にあるというもの。「山河草木悉損失云々」ということも書かれてますが、このときの風雨で損害が出たのか光物が出たときの衝撃によるものなのかはハッキリしません。

和漢百魅缶│2023.04.29
Design. Koorintei Hyousen 2023