みみあるはくじゃ 耳ある白蛇

みみあるはくじゃ(耳ある白蛇)

耳の生えてるような、ほんの数寸の真っ白い小蛇。

寂然僧正がこれをみつけて、とてもかわいいと思って持ち帰って庭に置いておきましたが、近くにあった水盤の水でちからを得たのか、暴風雨を起こして天にのぼって去ったといいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『米府紀事略』巻7にみられるはなしで、仙波良能が語ってくれたものとして記載されてます。竜が仮にすがたをかえて地上を散策してる形態などのようです。

和漢百魅缶│2023.04.10
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