つちにかかるこ 槌にかかる子

つちにかかるこ(槌にかかる子)

暦のうえの「おおつち」(大土・大槌)「こつち」(小土・小槌)の期間に生まれた子は体が丈夫ではなく短命なことがある――という言い伝えで、名前に「槌」という字をつけるとすこやかに育つともいわれてました。

☆ 莱莉垣桜文 附註
むかしの名づけに関する言い伝えの一ッ。「おおつち」は庚午から丙子の7日間、「こつち」は戊寅〜甲申までの7日間で、だいたい年に6回ぐらいやって来ます。「つちのひのこ」や「つちにんぎょう」も同様のもの。対極のものに「まびのこ」があります。

『大雑書三世相』や『年中重宝記』など、近世の雑書類では「金神遊行の日」が「槌」で悪日であると説かれてます。

和漢百魅缶│2023.03.21
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