やくがみ 厄神

やくがみ(厄神)

庚申[こうしん]の日には、厄神がやって来るので夜中もずっとおしゃべりなどをして起きてるものだ、といったことが言われてたりもしたようです。

☆ 莱莉垣桜文 附註
厄神・疫病神がやって来るなどと言ったことは、民間では小正月や事八日に結びついて語られてたことが多いのですが、それが庚申の日について適用されて理由として語られてたような例とみられます。

讃州三木郡(『三木町史』)などで言及が確認出来ますが、どの程度活用されてた語り方なのかはハッキリしません。

和漢百魅缶│2022.11.21
Design. Koorintei Hyousen 2022