かじやのむすめ 鍛冶屋の娘

かじやのむすめ(鍛冶屋の娘)

陸奥津軽郡などで用いられてた蛇よけのおまじないに用いられてた名前。

「おらも鍛冶屋の娘だ、焼き錐焼いてぶっ刺すぞ、あぶらおんけんそわか」などと唱えておくと、草むらや山道で蛇に咬まれないといわれてました。

☆ 莱莉垣桜文 附註
かじやのむすこ」、「かじやのおとむすめ」や「かじやのこむすめ」と近しいもの。焼き錐[きり]が入って来る点は陸前の「かじやのむすこ」などとの共通部分のようです。

和漢百魅缶│2022.09.21
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