かぜじぞう 風邪地蔵

かぜじぞう(風邪地蔵)

備前上道郡の門田にある地蔵で、「願掛け地蔵」とも呼ばれます。地蔵川のほとりにあって、風邪が大流行したときに、「治してくれたら川から上げまする」と言って川の中に蹴り落とす願掛けが信じられたといいます。

この風邪治癒の願掛けは、明治32年(1899)ごろに大いに流行ったそうで、ぼこぼこ川に蹴り込まれつづけたので破損もすごくなったとのハナシ。

和漢百魅缶│2022.05.23
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