はっせんのむし 八専の蠧虫

はっせんのむし(八専の蠧虫)

暦の八専(はっせん)の日に竹や木を伐って器物や建物の材料にすると、決まってそれだけがむしくいにあって、穴だらけになってしまうといわれてて、伐り出すのは避けられてました。

毎日ひとが触れたり掃除をするような箇所であればむしくいが起こることは無いとも言われますが、少しでもひとが触れてないと、たちどころに知らぬ間に穴があけられてたりする、などとも語られてたソウナ。

和漢百魅缶│2021.11.02
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