ぼうずばき ぼうず脛

ぼうずばき(ぼうず脛)

5月6日に田んぼで仕事をしてはいけないという俗信で、足を踏み入れたりすると、足が腐ってしまうといわれてました。

野州芳賀郡などでいわれるもの。那須与一[なすのよいち]が屋島で扇を射落としたときに水神に願掛けをしたので、この日に田んぼに入ってはいけないことになったという由来がつけられてたりもします。

☆ 莱莉垣桜文 附註
名称については、各地にみられる「ぼうっぱぎ」(棒っ脛)と同様のものだと見られます。

和漢百魅缶│2021.06.
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