むかでむし 百足虫

むかでむし(百足虫)

野州の二荒山に伝わるもの。二荒山の使姫(おつかいとして働く生き物)の蛇[へび]を襲って、片目をつぶしてしまったといいます。

二荒山の周辺には片目の小さい者が多い土地があるというはなしの由来部分に出て来るもの。蜈蚣[むかで]と蛇の対立関係が語られてることがわかります。

和漢百魅缶│2021.06.25
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