きつねつきのはれ 狐憑腫

きつねつきのはれ(狐憑腫)

「きつねつき」になったひとの体に出来たりするという腫物[はれもの]で、なかには狐が入ってるようで、押さえようとすると移動したりもする。パッとつかまえてみたところ、臭いものがついたりもしたという。

上州多野郡の上野村などで語られる。医者が「これは切らねば」と道具を持って来たら消えてしまったなどのはなしもある。臭くなったことを「きつねがくそをした」などと表現してたりもしておもしろい。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『風聞集』などにある「きつねつきのはれ」とは近い。

和漢百魅缶│2021.02.07
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