ほうざんかんけん 方山冠犬

ほうざんかんけん(方山冠犬)

方山冠をかぶってる、頭のないふしぎな白い犬。かんむりをかぶってる犬に属する禍怪は、君主が道に外れてるときに現われるとされます。

前漢の昌邑哀王(賀)が、いっとき位についてたときに出現したといます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『前漢書』昌邑哀王 曰
「即位二十七日 行淫乱 大将軍光与群臣議 白孝昭皇后 廃賀歸故国 賜湯沐邑二千戸 国除 為山陽郡 初賀在国時 数有怪 嘗見白犬 高三尺無頭 其頸以下似人 而冠方山冠」

和漢百魅缶│2020.11.25
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