じゃっくじょうてんびゃくぜつにゅうち 赤口上天白舌入地

じゃっくじょうてんびゃくぜつにゅうち
(赤口上天白舌入地)

えんぎの悪い鴉[からす]の鳴き声が聴こえたりしたときは、この言葉を大きな声でとなえて叩歯[こうし]をすると厄ばらいになるんだソウナ。

☆ 莱莉垣桜文 附註
鴉鳴[あめい]に対しての厄ばらいのおまじないで唱えられる文句の一ッ。『水滸伝』のなかで、魯智深のところにやってきたごろつきたちが鴉鳴に対してこれをおっぱじめたので「それは何だ」と訊く場面などで知られてます。

和漢百魅缶│2020.02.03
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