ひとつめにゅうどう 一ッ目入道

ひとつめにゅうどう(一ッ目入道)

津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。目のひとつだけある巨大な大入道。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『丹後変化物語』・『丹後国変化物語』に登場する妖怪の一ッ。筆を持ってるかたちとして知られてますが物語本編に登場する「いちがんのにゅうどう」の持ち物は「青竹」とあったり「青竹」絵をもったすがたで巻物に描かれたりしてるものが大半で、「筆」と本編で描写されている作例は確認されてません。

→ 『大佐用』Vol.170「丹後国変化物語の狐と妖怪」

和漢百魅缶│2019.08.17
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