どらたたき 銅鑼敲

どらたたき(銅鑼敲)

津田利信の屋敷に襲来した狐のつかったおばけの一ッ。水屋に掛けられてた銅鑼[どら]をいつのまにか持ってってしまい、 屋敷の路地を打ち鳴らしながらぐるぐる歩きまわったりしたもの。

追い掛けさせても歩きまわってるはずの姿も見えず、つかまえることも出来ず、銅鑼は泉水などにいつの間にか捨ててあったりしたソウナ。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『丹後変化物語』・『丹後国変化物語』に登場する妖怪の一ッ。

和漢百魅缶│2019.07.01
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