ゆすらちんりん 桜桃沈輪

ゆすらちんりん(桜桃沈輪)

おおむかし、肥州にあらわれてひとびとを苦しめてたという悪い存在で、大和朝廷からつかわされた藤大臣によって退治されたといいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
玉垂宮につたわる鬼会[おによ]の行事の由来に登場する悪玉で、仁徳天皇56年(368)の出来事だといわれてます。沈輪という名称は「じんりん」(ぢんりん)などとも重なって来るもの。

和漢百魅缶│2019.02.04
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