ながるっながるっ 流るっ流るっ

ながるっながるっ(流るっ流るっ)

山の中で「流るっ流るっ」(流れる流れる)という声がどこからかきこえて来るもので、「流るっなら流れてみよれ」と応えたら大量の松脂[まつやに]が流れて来てべちゃべちゃねとねとになっちゃったトカ。

薩州などにつたわる昔話に出て来るもの。山の中で声がしたのでそのあたりをつついてみたら大きな山芋を手に入れたというはなしを聴いた悪い隣人が真似して遭遇します。

和漢百魅缶│2018.11.24
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