ななつお 七ッ尾

ななつお(七ッ尾)

明治34年(1901)に勢州度会郡の竹鼻で捕まえられたというふしぎなけもので、田んぼの蛙や蟹、家々の鶏などを荒らして食べたりしてたといいます。そのすがたは狸に似てて耳は長くたれて尾は7つ、鳴き声は狐のようで、海の中でもすいすい素早く泳いで逃げたりしたソウナ。

和漢百魅缶│2018.04.13
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