しろきっこう 白亀甲

しろきっこう(白亀甲)

明治17年(1884)3月、丹後の四辻村の安田庄兵衛という鉄砲うちが熊野郡畑上の山の中でうちとったというふしぎな怪獣。足には鰭[ひれ]状のものがあって飛行することが出来たといいます。

体長は5尺くらいで重さは40貫目あまり、目は大きくひかって、背中の上には白くて小さな亀甲のようなものがあったそうですが、どういった呼び名があるものなのかは誰もわからなかったソウナ。

和漢百魅缶│2018.04.10
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