だいじゃがたらじん 大爪哇人

だいじゃがたらじん(大爪哇人)

日本から東南6000里の果てにあるとされる大じゃがたらという島にいるとされるふしぎなひとびとで体格に比して頭のすごく小さいのが特徴とされます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
見世物のびらなどにあるもので、大爪哇は爪哇を意識してつけられてる名称ですが、内容としては完全な想像のもの。『甲子夜話三篇』にある例をみてみると、大じゃがたらから渡って来たという触れ込みであったそうですが、見世物に出ていた人物は実際は江戸のうまれであったし、看板も誇張が強くて、そこまで小さ過ぎるというわけでも無かったというハナシ。

『甲子夜話三篇』曰
「人言 この人小頭とは呼べども看板の如くは非ず面の長四寸余横三寸ほど有べしと されば前図は似ざるか」

和漢百魅缶│2018.04.03
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