おとがめのはち お咎めの蜂

おとがめのはち(お咎めの蜂)

むかし、羽後の神宮寺村で禽獣の肉を食べてはならないと言われてたのに「そんなことは構うことはない」と横手からやって来た荒くれ男が持って来た鴨[かも]をもぐもぐ旅篭[はたご]で食べたところ、どこからともなく蜂[はち]がやって来て男の着物の中に入り込み、ぶすぶすぶすっとわきの下を何度も刺していったんだソウナ。

和漢百魅缶│2017.10.21
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