いけのちしお 池血汐

いけのちしお(池血汐)

甲州秋山村につたわるもので、むかし池(日本の国のようなかたちをしてたとも言われてる)があって、天下に何か事が起こるといったときには、その前兆として池の水が血みたいな色に染まったと言い伝えられてました。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『甲斐国志』(仏寺部13)には、この池のことを詠み込んだ「山梨や御室の山の鳴るときは秋山の池ちしほなるらん」という歌も載ってます。 

和漢百魅缶│2017.04.18
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