きどくろ 鬼髑髏

きどくろ(鬼髑髏)

冬になるまで葉っぱも落ちることなく実もみずみずしくなっている桃[もも]の実をとって、お正月にお酒で加工したあとその種を用いるもので、百鬼や精怪あるいはよくないものをしりぞけてくれるといいます。

鬼の梟首[さらしくび]のようにして、百鬼を祓うことから、桃梟[とうきょう]などとも呼ばれます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『本草綱目』曰
「鬼髑髏 十一月采得 以酒拌蒸之 従巳至未焙乾 銅刀切焙 取肉用」
「『家寶方』謂之神桃 言其辟悪也 千葉桃花 結子在樹不落者 名鬼髑髏」
「殺百鬼精物」

このような桃は「しんとう」とも呼ばれます。

和漢百魅缶│2016.11.16
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