せきそうへい 赤装兵

せきそうへい(赤装兵)

日露戦争のときに戦場に出現したというふしぎな兵隊で、上下真っ赤な軍装をしてたといいます。

あるロシア兵が語ったところによると、何千何万もの赤い兵が出て来て、石を投げつけてきたりしたといいます。その後、戦死している普通の日本兵の身の回りを調べたところ、石の入ったおまもりぶくろを持ってる者がいたりしたので、「あの赤い兵隊は、おまもりぶくろに入っている神が現われて、石を投げてたのでは」などと考えられたりしたといいます。

和漢百魅缶│2016.09.27
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