さんぽたろう 三歩太郎

さんぽたろう(三歩太郎)

ものすごく体のおおきい男の子で、山の中の村から都にたどりつくまでわずか3歩でたどりつけるほどの大きさだったところから、こういう呼び名になったトカ。

動いたり歩いたりすることによって、山とか窪地とかがいろいろ造成されています。

作州につたわる昔話では、蛇とのあいだ生まれた子供が、正体を夫に見られて蛇の置いていった目の玉をお乳かわりにして、育ったものがこの三歩太郎だ、という展開のものが見られます。

和漢百魅缶│2016.02.07
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