おくりきつね 送り狐

おくりきつね(送り狐)

上州山田郡梅田村につたわるもの。むかし夜道をあるいてるとうしろの草むらなどをがさがさっと音をたてながらそのひとが家にたどりつくまでの間、あとをついて歩いて来て、安全をまもってくれたというもの。

もともとは、夜道で大きな倒木に化けて人の通行をじゃましてたのしんでたりしてたという大狐で、山伏にこらしめられて以後、山伏の命令で送り役をするようになったんだソウナ。

和漢百魅缶││2014.11.17
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