慶長19年(1614)2月5日の申の刻、大坂城の天守からもくもくもくもくと立ち上がったという黒気。大蛇のように動きながら、お城のやぐらを動き回り、それを見たさむらいたちが「お城が火事か」とあわてて見回りにきたところ、黒気は消えてなにごともなかったトサ。
和漢百魅缶││2014.08.16 Design. Koorintei Hyousen 2014