しゅくそうしん 粛霜神

しゅくそうしん(粛霜神)

目をむいて長い舌を出した大きな顔で便所に出て来てひとをびっくりさせたりするもの。

ひとの言うことをきいてくれることもあって、そういうときは何百里も離れた場所に、朝から晩のうちにたちまちに往復して、伝言や荷物の受け渡しをしてくれたりもしたといいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
一日のうちに遠距離を往復する点は、日本につたわる、お城の飛脚をする狐たちのはなしと少しだけ似てますが、深く関連があるのかどうかは不明。

和漢百魅缶│2014.04.18
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