武州入間郡上留村にあったお地蔵。追いはぎに変化してお堂の前を通るひとの身ぐるみをたびたびはいだと言われてて、「ばけじぞう」とも呼ばれてました。
追いはぎをなんとか捕らえてみたところ、この地蔵にだったということが何度もつづいたので、ついにこれを地面の中に埋めてしまったところ、追いはぎの被害は見事にパッタリ止んだソウナ。
☆ 莱莉垣桜文 附註
「わるいじぞう」は、木宮地蔵のことだともされており、ほぼ同じはなし。
和漢百魅缶│2013.09.10
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