かためのどじょう 片目の泥鰌

かためのどじょう(片目の泥鰌)

遠州の横須賀村につたわるもので、眼が片一方しかないどじょうが多く棲んでるというもの。

そのあたりでは夜になると「てんぐ」が火の玉になって殺生(魚とり)にやって来ると言われてて、どじょうの眼を片方だけ捕っていってしまうので、そこのどじょうはみんな片一方しか眼がないと言われてました。

和漢百魅缶│2012.12.28
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