かっぱのちりれんげ 河童の薬匙

かっぱのちりれんげ(河童の薬匙)

羽後の角館につたわるもので、人間につかまってしまった「かっぱ」が、命ごいのためのおわびの品として置いて行ったというくすりさじ。これで調合をした薬は、切り傷によく効く薬になったと言います。

☆ 莱莉垣桜文 附註
薬匙のかたちが「れんげ」に似ていることから「ちりれんげ」という呼び名はついていたようです。

和漢百魅缶│2012.05.04
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