むすこやのはまのひとつめこぞう 息子屋の浜の一ッ目小僧

むすこやのはまのひとつめこぞう
(息子屋の浜の一ッ目小僧)

豊後の米水津[よのうづ]にある息子屋の浜という浜辺に出たという目の玉がひとつだけしかないおばけ。この浜辺はいろんな貝が棲息してる事で漁師たちに知られていましたが、このおばけが人間を食べるという事が知れて以後、ここに漁師たちは近づかなくなったんだトカ。

和漢百魅缶│2011.10.10
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