あいらくちゅう 愛酪虫

あいらくちゅう(愛酪虫)

むかし、天竺にいた酪[らく]が大好きな僧侶が死ぬときも食べ終わった酪の壺の中にまだすくいのこしがあった事に執心してしまったが余り、死後に変じてしまったという虫。酪を求めてさまよいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
酪というのは牛や羊の乳で作ったバターのようなとろとろした乳製品。

和漢百魅缶│2011.01.04
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