しょんべんのみ(小便呑)

讃州の美合村に伝わる山のおばけ。炭焼小屋で使われていた小便桶[しょんべんたご]に溜めてある小便を、夜中あっという間に空っぽにしてしまったというもので、どんなに大量に小便が溜まっていても空になってたといいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
狼たちがときどき「塩気のある液体を求めて歩く」と想像されてたことに関わってて、「しおのみ」のようなものも似たところから出ているもの。

和漢百魅缶│2010.12.04
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