せいおうぼしょ(西王母書)

建平4年(-3)の夏から秋にかけて、全国にひろまったという書で、「これを持っていれば死なぬ」といった西王母のお告げがしるされていたいうもの。人々は各地で大騒ぎな西王母のおまつりをひらいたんだトカ。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『捜神記』には「母告百姓 佩此書不死 不信我言 視門枢下 当有白髪」という書だったことが書かれています。
日本の「くたべ」や「あまびこ」などの絵姿が刷物にされて疫病避けなどに売られていた事などの古い型。

和漢百魅缶│2010.12.01
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