やいばのきじ 刃の雉

やいばのきじ(刃の雉)

遠州の菊川や日坂のあたりに現れて、あたりの村を荒らしまわったという巨大な怪鳥。日野良政[ひのよしまさ]によって射落とされ、退治されました。

☆ 莱莉垣桜文 附註
曲亭馬琴『復讐奇談小夜中山』曰
「良政卿立よりて彼怪鳥を見給ふにこの鳥全身は蛇のごとくにして肉翅あり頭は雉に似て雉ならず嘴は鉄のごとくにして足は碇に異ならず」

和漢百魅缶│2010.05.08
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