きのうま 木の馬

きのうま(木の馬)

織田信長[おだのぶなが]が見た初夢に出て来たというふしぎな馬で、「つちのねずみ」によってお腹をバリバリと喰べられて死んでしまいました。その年、織田信長は本能寺にて討たれてしまったトカ。

☆ 莱莉垣桜文 附註
織田信長が午歳、明智光秀が子歳うまれだったことからこういう話が生まれたようです。大陸でも午どしだった賈思誠が「じゅうさんそくば」の夢を見たという話があって、同様にその命運を示しています。

和漢百魅缶│2008.07.24
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